Yupimon Garage Everyday

乗り物をこよなく愛する人の日々。

Arai 話題沸騰の新モデル ラパイドネオの公道ぶっちゃけレビュー。

バイク乗りなら知らない人はいないであろうAraiから、

いまどこの店頭でも欠品が続く話題のモデルが発売されました。

 

その名も、「RAPIDE NEO」(ラパイド ネオ)

 

今回は、この話題商品のぶっちゃけレビューです。

  

 

 

そもそもラパイドネオって

説明不要です!って人が多そうなので、軽く流します!笑

アライの伝統的なモデルであるラパイドが、現代の技術を使って…という、最近流行りのやつです。

ネオクラシックブームってやつですね。

 

f:id:yupimon:20190407004000p:plain

 

いや、本当にかっこいいんですよね。デザイン。

クラシックなバイクだと、ベンチレーションやウイングでブリブリしたヘルメットってなんとも言えぬ「コレジャナイ感」が出てしまう。

 

「このシンプルさ!欲しかったやつ!」

 

と、多くの人が思ったがゆえの品切れ続出なんだと思います。

 

伝説の3本スリットが!とか、

アライのこだわりSNELL規格が!とか、

エアフローライナーベンチレーションが!

とかはいろんなところで説明されていますからもう良いですよね。笑

 

 

届いた!

 

早速、使ってみたレビューをお届けします。

 

ちなみに、私は普段以下のヘルメットを愛用していますので

それらとの比較をしたインプレッションとなります。

 

 ・Arai RX-7 X (メイン使用。街乗りからツーリングまで。)

 ・Arai VZ-RAM (PCXでの通勤と、ゆるっとお買い物用。)

 ・Buco EXTRA BUCO (おしゃれ街乗り用。)

 

(2020年7月追記) 新しいヘルメット買いました。良ければこちらもどうぞ。笑

www.yupimon.com

 

 

ジャーン。

 

f:id:yupimon:20190407005150j:plain

 

「え!バイク、え??」

 

という声が聞こえます。

はい、バイクを乗り換えたので、その話はコチラで。笑

yupimon.hatenablog.com

 

ラパイドネオ自体は2019年3月初頭に発売されていたのですが、

XLサイズはしばらく出荷がなく、4月の1週目のタイミングでようやく入荷の連絡がありました。

 

初めて知ったのですが、ヘルメットメーカーは一番数の出るM/Lのサイズをまず生産し、数の出ないXLサイズはだいたいM/Lの発売から数週間後にやっと店頭に並ぶんですね。

 

使ってみた

 

予約をしていた和光2りんかんで内装の微調整とインカムの移植をしていただき、いざ走行です。

 

ぶっちゃけ話ですが、店舗で買うよりもネットで買った方が2,000~3,000円程安いです

ただ、店舗によっては「フィッティングサービス」をやっています。

今回私もやっていただいたのですが、吊るしの状態でかぶるのと、内装の微調整を行った後の状態とでは驚く程の違いがありました。

 

2~3,000円の差でこのかぶり心地の違いを得られると考えると、私は正直、店舗での購入を推します。(決して回し者ではありません。)

 

※発売から約1年が経過し、流通量も販売価格もだいぶ落ち着いて着ました。中古も出回るようになりましたね。

 

アライ (ARAI) フルフェイス ラパイドネオ (RAPIDE NEO) フラットブラック 

 

下道編

結論を先に言います。下道ではとにかく快適です。

季節柄まだ暑くないですが、ベンチレーションが少ないからと行って蒸れを不快に感じるようなことは今の所ありません。

 

信号待ちで建物のガラスに映る自分をみて、かっこいいなぁと思える良いヘルメットです。

 

デザインさえ気に入っていれば、下道での使用は100点満点です。

 

RAPIDE NEOを引き立てる、シックなパーカーを買った紹介はコチラ。

yupimon.hatenablog.com

 

 

高速道路編

こちらも結論を先に言います。厳しいです。笑

ベンチレーションが無いのはまだ暑い季節では無いので、全く問題ありません。

一方で、整流板が無いとこんなに変わるのかと驚きを受けました。

 

これまで使用してきたRX-7Xとの比較ですが、とにかく頭の姿勢が安定しません。

常に風と戦っているようなイメージです。

 

※これに関しては、RX-7Xが優秀すぎるという説が自分の中では有力です。

価格も違いますし、ラパイドネオはそのデザインだけで「食ってる」ヘルメットだと思います。

 

新しく購入したバイクに合うと目論んでラパイドネオを予約購入しましたが、

 ・高速道路を使った、快適に移動したい長距離ツーリング→RX-7X

 ・下道メインのツーリングやおしゃれに決めたい街乗り→ラパイドネオ

と行った使い分けになりそうですね。

 

各部の観察

 

このままだと「高速道路には向かないラパイドネオ」というイメージで終わってしまいますので、少し名誉挽回のコーナーを設けます。

 

デザインは、本当にかっこいいんです。笑

 

近所に店舗がなくて見れない!という方のためにも、ラパイドネオの各部を観察してみましょう。

 

f:id:yupimon:20190407011407j:plain

 

まず、おでこにあるAraiロゴです。ステッカーです。

4色あるうちの、白以外の3色は切り文字ステッカーです。

白だけは、いわゆる普通のステッカーなんです。(これ実は少し不満)

 

f:id:yupimon:20190407011606j:plain

 

そして、RAPIDEのトレードマークでもあるアゴの3本スリット。

これはくり抜かれたような作りになっていて、裏側にシャッターが付いていますので外気の入り方の調整が可能です。

 

f:id:yupimon:20190407011906j:plain

 

不思議なもので、くり抜かれた断面には塗料が乗っていません

断面が影となってこのスリットを際立たせている!

という見方もできますが、あえてそうしているようには見えないですね。

 

後頭部に付いているスリットも同様の処理です。

 

f:id:yupimon:20190407012110j:plain

 

ちなみに、このラパイドネオで穴が空いている部分はこの2箇所だけなんです。

 

アゴの3本スリットと、後頭部のアウトレットの部分以外は、つるんとした成型になっています。

 

このつるんとした形、いかにも磨き甲斐がありそうです。笑

もう少し使ったら、プレクサスで磨いてみよう…。

yupimon.hatenablog.com

 

 

さて、そのまま後頭部をみていきましょう。

 

大きく目立つのは、このステッカーですね。

 

f:id:yupimon:20190407012343j:plain

 

SNELLだよ!と激しく主張しています。

これも通常のステッカーですので、気に入らなければ剥がすことも可能です。

特に格好の悪いステッカーでは無いので、私はこのまま使用することにしました。

 

また、アウトレットがもう一箇所あります。

後頭部首元にも、走行風で負圧となった空気が出てくる仕掛けが潜んでいます。

この部分の構造は、RX-7Xと一緒ですね。

 

f:id:yupimon:20190407012746j:plain

 

最後に、シールドです。

 

ラパイドネオの賛否を呼んでいるのがこのシールドです。

ライトスモークが標準で装着されていますが、

PINロックのつけられないタイプのシールドが付いているのです。

 

RX-7Xのシールドとは互換性がありますので、私はRX-7Xに着けていたシールドをラパイドネオに付け替えて使用しています。

こうすることで、PINロックも使用可能になります。

既製品で対応できるので、選択肢に困ることはなさそうですね。

 

 

アライ(ARAI) ヘルメットパーツ 1058 VAS-V MVシールド スモーク [VAS-V MAX-V SHIELD] (旧品番:1058) 011058

 

 

また、アライヘルメットの特徴でもあった可動部のカバーも、ラパイドネオではカバーが無くなってむき出しになっています。

 

f:id:yupimon:20190407013210j:plain

 

シールドを留めている銀色のボルトのような部品も、プラスチックで出来ていてすぐ舐めるとの報告も出ているようなので、

シールド交換の際は細心の注意を払っていただいた方が安心です。

 

まとめ

 

いちユーザーの感じたことを書いてきました。

最近のネオクラシックブームの真っ只中において、現在のところこれ以上ないヘルメットが出てきたなという感想を抱いています。

 

高速ツーリングは確かに厳しいものがありましたが、

あくまでも6万円近いRX-7Xとの比較であることを忘れないでください

 

普段は手頃なヘルメットを使用していて、AraiやSHOEIのヘルメットが初めてだという人は、間違いなく感動するかぶり心地だと思います。

そこは世界の一流ライダーがこぞって使用するAraiですので、心配の必要はありません。

 

f:id:yupimon:20190407014445p:plain

迷いますよね。

 

バイクや私服に気軽に合わせられるおしゃれなヘルメットが、

Araiの一流クオリティで発売されたことに大きな大きな意味のあるモデルだと私は思います。

 

(SHOEI グラムスターの登場も気になりますね…。)

f:id:yupimon:20200410225103p:plain

2020年 秋頃日本上陸らしいです。

 

 

2020年になって、新色が追加されましたね!

ブラックやシルバー系のバイクに映えそうなイエローが個人的には一押しです。

 

欲しい!と思った時が買い時。

バイクのシーズンを目一杯楽しむためにも、早めのチェックをおすすめします!

 

アライ (ARAI) フルフェイス ラパイドネオ (RAPIDE NEO) 白 55-56cm RAPIDE-NEO_WH55 

 

ではでは!

 

Buell祭り?美女木のSOXがゲテモノバイクを集め始めた話。

昔乗っていたクルマやバイクを、ふとした思いつきでGooBikeで検索すること、ありますよね。

 

ひょんなことで、以前乗っていたBuellを検索してみたら、わりかし近くのお店に何台か置いてあるようでしたので暇つぶしがてら見に行くことに。

 

すると…

 

f:id:yupimon:20190310215844j:plain

 

想 像 以 上 。笑

 

ファイヤーボルト、ライトニングが所狭しと並べられ、

堂々と「ビューエルコーナー」が出来ているではありませんか。

 

昨年くらいから、某大手レッドバロンビューエルの扱いを縮小する方向らしいという噂を聞いてからどうなるものかと思っていましたが…

SOXがこの調子なら、しばらく心配はなさそうですね。

 

f:id:yupimon:20190310220209j:plain

 

本当に、壮観です。笑

 

乗り出し価格もこなれていますので、

「とりあえず買って壊れるまで乗る」

というスタンスがおすすめですよ。

 

部品も出なくなってきていますし、ここまで「今しか乗れないバイク」という個性が際立ったバイクもなかなかないのではないでしょうか。

 

私は2016年の4月〜2018年の1月までBuellのXB12Scg ('09)を所有していましたが、

本当に楽しいバイクでしたのでもう一度買い戻したい思いは常に心のどこかに持っています。

 

(簡単にいうと、壊れかけたので完全に壊れる前に手放しました。)

 

f:id:yupimon:20190310220542j:plain

群馬ツーリングにて。

前後方向にギュ!っと縮めたようなフォルム。

アイドリングでウインカーやナンバープレートがプルプルしている姿は「愛嬌」そのものでした。

 

f:id:yupimon:20190310220713j:plain

 

丸目2灯のこの愛くるしいバイクにビビッときたら、

いますぐSOX 美女木店に向かいましょう。

 

ここの店舗では買い物をしたことがないのでお店の評判などはわかりませんが、Buell沼の楽しさは保証しますよ!

 

※私はSOXとはなんの関係もありません。ただBuellが好きなだけです。笑

 

これだけのBuellを一度に見られる場所は世の中にそうそうありません。

テンションが上がってしまったので、そんな変態のみなさまへおすすめスポットの紹介でした!

 

 

上板橋の名店「宮本太郎。」の味噌ラーメンがピカイチな話。

隠れたラーメン激戦区、上板橋

有名な蒙古タンメンの影に隠れまいと、あらゆるタイプのラーメン屋が軒を連ねます。

 

f:id:yupimon:20190127203213j:plain

おそらく日本で指折りの有名ラーメン店。蒙古タンメン中本。

 

横浜家系ラーメンのお店「せい家」を以前紹介しましたが、今回は札幌みそラーメンの名店を紹介します。

 

yupimon.hatenablog.com

 

 

その名も、「宮本太郎。」

最後の「。」まで含めてお店の名前になります。

 

東武東上線 上板橋駅の北口から出て徒歩5分ほど。

川越街道旧道沿いを西に進むと、赤と白の看板が見えてきます。

 

f:id:yupimon:20190211232045j:plain

 

味噌らーめん 宮本太郎。

 

間口は決して広くなく、どちらかと言えばこじんまりしたラーメン屋ですね。

 

f:id:yupimon:20190211231948j:plain

 

店内はこんな感じ。

 

 

f:id:yupimon:20190211232216j:plain

 

8席ほどのカウンターと、二人がけのテーブル席が3テーブルあります。

ハンガーや荷物入れがしっかり整備されていて大変好印象です。

 

ラーメン屋さんに限らず、「カバンは床にでも置いておいてください。」と言わんばかりのスタンスのお店は嫌いです。二度と行きません。笑

あと、荷物入れのカゴが汚れまくっているお店も個人的にはNGなのです。

 

そういった観点でも、宮本太郎。さんは満点です。

 

メニューを見てみましょう。

 

f:id:yupimon:20190211233056j:plain

 

基本は味噌ラーメンのお店ですが、バリエーションが本当に豊富です。

実は私、味噌ラーメンはそんなに好きではないです。

ですが、この店は不思議と何度も来てしまう魔力があります。

 

そんな私を惹きつけるのが、この「魚みそ」(800円)。

 

f:id:yupimon:20190211233553j:plain

 

味噌のスープに、魚介の旨味がぎっしりと詰まっています

麺はもちもちとした中太の縮れ麺。

柔らかいチャーシューと、半熟の味玉(1/2個)がもともと乗っています。

 

海苔の上にある魚粉をスープに溶かすと、魚介の良い香りが広がる広がる…!

 

このお店の特徴は、

スープが本当に熱々に作られていて、麺を全て食べ終わった後でも「熱い!」と感じるほど熱を逃がしません。

この辺の工夫がどうなっているのか、知りたいですね。

 

さて、そんなラーメンとセットに頼みたいのが、チャーシュー丼(300円)です。

 

f:id:yupimon:20190211234037j:plain

 

適度な厚さにスライスされたチャーシューに甘いタレがかかり、刻みネギの酸味と合間ってご飯がすすみます!

チャーシュー自体はラーメンに乗っているものと一緒と思われますが、タレがかかるとここまで別の食べ物になるのか!と感心してしまいます。

 

チャーシュー:ご飯を贅沢な比率でかきこんで、残ったご飯をラーメンのスープと一緒にいただく食べ方が私のおすすめです。

 

オーナーさんもとても気持ち良い接客をしてくださる方なので

ぜひ一度は訪れてみることをおすすめできるラーメン屋さんですよ。

 

本日は、上板橋のラーメン屋 「宮本太郎。」さんのレビューでした!

 

 

DIY整備の裏技。ジャッキがない時のバイク直立方法。

バイクのメンテナンスをしていると、「バイクを直立させたい」時って訪れますよね。

 

多くの人は、もう一人に手伝って持っていてもらうか、

ジャッキを使ってバイクを持ち上げ、ウマをかましてバイクを直立させます。

ところが、そんな友達いないんじゃい!そんな設備ないんじゃい!って人も多いはず。

 

私は、こういった方法で工具の追加投資なくバイクを直立させています

 

*この方法でバイクが転倒しても、一切責任は負えませんので自己責任で行ってください。

 

f:id:yupimon:20190205224951j:plain

 

はい、まっすぐ立っています。

 

そう。マンションの敷地にある小さな段差を使うんです。

住んでいるところにちょうどいい段差がある場合に限られますが、

サイドスタンドだと斜めになってしまう車体が、小さな段差を使うことで直立に近い形になるでしょう…?

 

もちろん、通行の妨げになる場所でやってはいけませんので、周囲の安全に配慮して行ってくださいね。

 

前から見るとこんな感じです。

 

f:id:yupimon:20190205225253j:plain

 

お分かりいただけますかね。

サイドスタンドを立てている部分がちょうど傾斜が付いていて、まっすぐ立つところにスタンドをかけています。

 

ハーレーのサイドスタンドは、バイクが前進してもスタンドが払われない機構担っていますので、下り勾配の段差でも安心して停められるのですね。

 

こうすることで、一時的にバイクを直立させることができるという小技でした。

 

では!