2017年12月26日、神戸のポートアイランドに兵庫県で初、全国でも非常に珍しいラウンドアバウト(環状交差点)が出来ましたので、早速観光に行ってきました!
そもそもラウンドアバウトってなに?
ラウンドアバウト (環状交差点)とは、もともと欧州では一般的な交差点でした。
環状交差点(古くは円状交差点)はその名の通り、交差点が輪っかの形になっています。
2013年の道路交通法改正により、日本でも条件付きで環状交差点の整備が始まりました。
まだ日本全国に75箇所しかありませんが、(2018年3月現在)
そのうちの一箇所が、神戸港開港150周年で盛り上がる神戸市のポートアイランドにできたわけです。
通常の交差点に対して、
・交通の方向が一方向に限られること
・交差点内の通過速度が抑えられること
から、ラウンドアバウトは安全な交差点とされています。
また、
・信号機を設置する必要がないこと
からコストパフォーマンスに優れた交差点でもあります。
さらには、信号機がないことによって、
・渋滞の緩和が期待できること
・災害などの有事に警察官による交通整理の必要がないこと
などのメリットもあるのです。
ここが珍百景だよラウンドアバウト
神戸にできるという情報を耳にして実際に走りに行ったわけですが、
日常で目にしている交差点とは打って変わって、非常に特徴的な交差点でした。
訪れた日は2017年の12月28日。
標識の柱に書かれたプレートも、まだピチピチしています。笑
真っ先に目を引くのが地面に書かれた文字。
「止まれ」や、「徐行」はよく目にしますが、ラウンドアバウトはなんと
ゆずれ。
ものすごくシュールです。
ラウンドアバウトのルールはあくまでも「徐行進入」なので、
一時停止を意味する「止まれ」ではないのですね。
また、この標識もとっても目新しいです。
くるくる回っていますね。これがラウンドアバウトを意味する標識のようです。
レンタカーでの神戸観光にはうってつけの観光地!
こんなに珍しいラウンドアバウト。どこにあるのか気になりますよね。
実は神戸空港のすぐそば、ポーアイにあるIKEAや東京インテリアの少し南側にあります。
三宮や元町、北野坂や六甲山の観光後、レンタカーを返すまでの寄り道で見ることができるので、車を使った神戸観光にはおすすめのスポットなんです。
(インスタ映えするかの判断はお任せします。笑)
まとめ
神戸を代表する観光スポットの夜景や神戸牛も良いですが、
旅行の計画にぜひ、ラウンドアバウトを入れてみてはいかがでしょうか?
東京ではあまり見ないこの場所をあえて通り、豆知識を披露してみてください。
以上、ちょっと珍しい神戸のおすすめ観光地の紹介でした!