Yupimon Garage Everyday

乗り物をこよなく愛する人の日々。

BMWが故障した。弱点のウォーターポンプが壊れた話とその交換費用について

ついにこの日がやってきました。

そう、BMWが故障しました

 

最近のBMWはかつての製品とは比べ物にならないほど信頼性が向上したと言われますが、やはり機械モノである車に故障はつきものなんですね。泣

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見たくない光景ですね

 

購入した時は81,000kmの走行距離でしたが、購入から半年後、走行距離90,000kmの時の出来事でした。

 

事の顛末と、修理にかかった費用をまとめましたのでご参考になれば幸いです!

購入した時の記事はこちらです。 

yupimon.hatenablog.com

 

 

 

前ぶれは何もなく

 

故障って予兆があっても良いのかなぁと思うのですが、今回私のBMW 130i(E87)の故障については全く予兆がありませんでした。

 

前夜の出来事

 

仕事終わりに近所を走行中、急にBMW特有の"あの音"が鳴り響きました

「♪ポロ〜ン」

 

チャイム音と同時に、i-Driveの画面上にはこんな表示が。

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「エンジンがオーバーヒートしています。温度を下げるため、慎重に走行してください。」

 

どうみてもヤバいやつでしょこれ…。

 

表示が出た後は何らかの制御モードが作動するようで、アクセルを踏んでもリミッターがかかったように速度が出なくなります

 

ハザードを点灯してゆっくり走行しながら、すぐに通り道にあったガソリンスタンドに止めて様子をみました。

液体が漏れたり、煙が上がったりはしていない様子。

 

夜遅くでどこのショップも閉まっていましたので、いったんは自走で自宅に帰ることに。

 

翌朝、いつもお世話になっているショップに電話し状況を説明。

その時の一瞬のみで今は表示が消えていると言う事で、

 ・異常を検知するセンサーの誤作動

 ・何らかの部品が死にかけ

のどちらかでしょうと診断されました。

 

「あんまりエンジンを回さないようにして来てくださいね〜」

 

ということで、緊急ピットインを行いテスターで調べてもらいました。

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診断を受ける130i

診断結果は、

ウォーターポンプの速度異常」

が記録されていました。しかも、8回も。(!!!!!)

 

修理金額が高額になることと、こういった誤作動もよくある話だということで

いったんは様子見で帰り、今後再発するようだったら交換しましょうという話になりました。

 

(本当に、病院での人間の診察結果みたいで面白いです。)

 

 

 

再発、そして入院

 

御察しの通り、再発したわけですね。笑

 

翌日、バス停にとまったバスを追い越そうとしてアクセルを踏んだら

「♪ポロ〜ン」

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綺麗に同じ画面でしたので再掲します。笑

 

ここからは判断が早かったですね。

 

すぐ目の前にあった薬局に車を停め、エンジンルームを開けます。

例によって漏れや白煙はありませんが、すぐに保険屋さんに連絡してレッカーを待ちました。

ロードサービスは付帯させておいた方が良いですよ!

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壊れた時は、諦めが肝心です。

 

どうでもいい話ですが、映画のチケットを予約してあったのがこのトラブルでパーになりました…泣

 

さて、1時間半でレッカーが到着。

愛車が運ばれていく光景を見るのはいつも辛いものです。

 

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しばしのお別れ

 

修理の内容とその費用

 

ウォーターポンプの故障

 

今回の故障。壊れた箇所はズバリウォーターポンプです。

BMWなどのドイツ車のみでなく、国産車であってもおおよそ10万キロが寿命と言われている部品です。

 

輸入車では5万キロでウォーターポンプが壊れるケースも普通にあるそうですので、

そういった意味では今回私の130iのウォーポンは大往生だったと言えるかもしれませんね。

 

BMWの故障が多いか少ないか、とよく聞かれますが、正直それは「運」だと思っています。

 ただ、中古車で購入する際に過去の整備履歴や修理の記録を見られるのであればしっかりと記録簿を確認するようにしましょう。

同様に、自分が行った整備や修理の記録も残しておくと、売却や下取りの際の査定にもプラスに働く要素となります。

整備履歴がわかるぶん、業者側も追加で行う作業が読みやすくなるんですね。

 

さて、話を戻しましょう。

 

 通常は工賃の絡みやクーラントを交換する絡みで、ウォーターポンプの交換と同時にサーモスタットも交換します

 

ウォーターポンプはエンジンを冷却するための冷却水(クーラント)をエンジンの各部に行き渡らせる心臓のようなポンプの役割を持っていますので、

ウォーターポンプが止まってしまうとエンジンの「オーバーヒート警告」に繋がるわけですね。

 

今回一緒に交換したサーモスタットは、エンジンの温度を検知して冷却水を行き渡らせる判断をする弁のような役割をしています。

同じ工賃で施工でき、パーツの寿命も近いのでウォーターポンプと一緒にサーモスタットも交換となるケースが非常に多いようです。

 

かかった修理費用

 

気になる修理金額ですが、

いずれも純正部品を用いた交換で

 ・ウォーターポンプ

 ・サーモスタット

 ・冷却水

を交換して工賃込みで17万円ほどの出費となりました。

 

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出費なんてつゆ知らず。ケロっとした顔で戻ってきます。

 修理を安く抑えるには?

 

BMWのような輸入車の場合は、国産車に比べて純正部品代がとにかく高いです。

 

今回は純正部品で交換しましたが、社外メーカーが作っているOEM品を使うと交換のコストもグッと抑えることができます。

突然の出費を可能な限り避けたい!という方は、OEMパーツを使うことでそこまで大きな出費にならないケースも多いですね。

これはBMW 1シリーズに限らず、輸入車全般に言えることです。

 

例えばですが、OEM品はAmazonでも入手可能です。

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周囲のBMW乗りの話を総合すると、OEMパーツは品質にムラがあるようです。

全く問題なく作動して壊れないこともありますが、

交換して数ヶ月でまた壊れる…なんて体験談をしばしば聞きます。

 

安心を買うのであれば、純正部品での交換がおすすめです。

ショップによってはOEMパーツの取り扱いをしていない所もありますので、

OEM品での交換を検討されている方はレッカー搬入する前に対応の可否を確認しておきましょう。

 

まとめ

 

この130iとは長く付き合うつもりでいますので、こういったトラブルとも気前よく付き合って行こうかと思います。

 

以上、トラブルレポートでした!